楽天のチーム最年長・岸が自身の持つ球団最年長完封記録を39歳7カ月に塗り替える9回3安打無失点で3勝目。史上48人目となる通算2500投球回も達成し、お立ち台では「チームに貢献するためには勝ちしかなかった。まだまだ投げます！」と力強く宣言した。
今井に13連敗を喫する間、自身も3度投げ合うもいずれも敗戦。この日は初回にいきなり2点を先制し「（先発投手で）一番いいんじゃないですか。打てない中（3回までに）4点取ってくれたので、これは負けられないという気持ちが強くなった」と力に変えた。
140キロ台中盤の直球とスライダーを軸に2回から5回は3者凡退。終盤も青山投手コーチに「ゼロでいっていたらどうですか」と完投を志願し、三塁を踏ませない投球で古巣を圧倒した。