レッドソックスは13日(日本時間14日)、「DFA(出場選手登録の前提となる40人枠から外す措置)」となった上沢直之投手(30)について、他球団からの獲得オファーがなく所属を傘下3A・ウースターに割り当てたと発表した。
上沢は9日(同10日)にDFA通告を受けてウェーバーにかけられ、トレードかFA、マイナー残留の道を探ることになり去就が注目されていた。
今後は3Aからメジャー昇格を目指し、再出発を図ることとなった。
上沢は日本ハムからポスティングシステムで24年1月にレイズとマイナー契約し、招待選手としてメジャーキャンプに参加していたが、3月末に金銭トレードでレッドソックスに移籍。5月2日のジャイアンツ戦でメジャー初登板を果たしたが、2試合に登板しただけで、その後はウースターでプレー。6月から中継ぎに配置転換されていたが5試合連続失点するなど本来の力が発揮できない状態が続いていた。
メジャー通算2試合に登板し0勝0敗、防御率2・25。マイナー通算13試合に登板し3勝3敗、防御率6・54。