女優の高島礼子(59)が、13日放送のTBS「人生最高レストラン」(土曜後11・30)にゲスト出演。デビュードラマ「暴れん坊将軍」で大目玉をくらった過去を語った。
高島はモデルとして芸能界入りし、出演していたCMが松平健の目にとまり、「暴れん坊将軍」でドラマ初出演。女優としての道を歩み始めた。
役者の経験がないまま「暴れん坊将軍」の撮影に臨んだこともありプロデューサーからは「現場で覚えてください」と言われ、手探りの状態だったという。
そして、「この時、(役が)忍者だったんですけど、どうしても斬り方が上手くいかなくて…。“成敗”って男の人を順番におなか斬っていくんですけど」と、殺陣がうまくできなかったと明かした。
すると、主役の松平が現場で「僕のお腹を斬って練習しなさい」と言ってくれたそうで、新人の高島は「はい、分かりました!」と素直に従い「健さんのお腹をビシッ、ビシッって斬ってたんです」と練習代わりに松平のお腹を使ったという。
ただ、「後で皆から大目玉で…“お前、何やっとんねん!座長のおなか斬るなんて!”」と松平のお腹を練習台にしたことで周囲にかなり怒られたと明かした。
この話にMCの加藤浩次も「そりゃそうですよ。将軍のお腹斬ったら暴れん坊将軍終わりですよ。最終回ですよ」と思わずツッコミを入れたが、高島は「その時はそのことよりも早く上達しなきゃって焦りもあった」と無我夢中でうまくなりたかったと弁明し、笑っていた。