◇セ・リーグ 巨人0―6DeNA(2024年7月14日 東京D)
巨人は今季ワーストタイの2安打でDeNAに零敗。3年ぶりの大型連勝が7で止まり、貯金が6に減った。
リーグ最多タイの8勝目を目指して先発マウンドに上がった菅野が初回に3連打を含む5安打を集中され、今季初の1試合4失点。
2回以降は立ち直って5回まで無安打に抑えたが、打線が相手先発左腕・ケイに8回までわずか2安打無得点に封じられると、9回も2番手右腕・山崎にヘルナンデス、岡本和、大城卓のクリーンアップが3者凡退して完封リレーを許した。
巨人の無得点試合は今季15度目で、零敗は今季13度目。また、DeNA戦で同一カード3連勝となれば2020年9月1~3日(東京D)以来4年ぶりとなるところだったが、達成はならなかった。
阿部慎之助監督(45)との試合後の主なやりとりは以下の通り。
――菅野の立ち上がりはどう見たか。
「まぁ、あのまんまでしょ」
――2回以降は立て直した。
「うん、そうだね」
――初回に4点取られると攻撃も難しい。
「まぁ、それは難しくなっちゃうよね。なかなか打てないピッチャーだからこそ、最少失点でいってほしかったなというのはね」
――あしたからカードが変わる。
「そうだね。なんかきょうの1敗でこの世の終わりみたいになってもしょうがないので。ちゃんと勝ち越しているんだし、ポジティブに。あしたからチームも変わるし。またタイガースとやるのでしっかり切り替えていい3連戦になるように切り替えるだけだと思います」