バレーボール元女子日本代表で2012年ロンドン五輪で銅メダルを獲得した木村沙織さん(37)が13日放送の日本テレビ「Going!Sports&News」(土曜&日曜後11・55)にVTR出演。パリ五輪限りでの引退を表明したバレーボール女子日本代表主将の古賀紗理那(28)が持つ強みについて語った。
木村さんは古賀の強みについてバックアタックの速さを挙げ、「バックアタックは世界でもトップレベル。右手を引く形が速く、打つまでにいろんな選択肢がある。多少トスが合わなくても形が完成しているから速いタイミングで打てる」と説明した。
古賀は9日に自身のSNSを更新し、パリ五輪を最後に現役引退することを表明。発表前に古賀から引退の報告を受けていたという木村さんは「チームスポーツなので他の選手も紗理那さんのために頑張ろうと思う。いい方向に進むのでは」と指摘した。
さらに、主将としてチームをけん引する古賀について「緊張でガチガチになりながら代表に来た古賀選手がキャプテンをやっている」と当時を振り返りつつ、「言葉に力がある。かっこいいキャプテンになったなと思う。パリ五輪でも有言実行でメダルを取ってくれるんじゃないかな」と期待を込めた。