イングランド・プレミアリーグのサウサンプトンは14日、オランダ1部AZアルクマールから日本代表DF菅原由勢（24）を完全移籍で獲得したと発表した。公式サイトによれば4年契約になるという。
菅原はクラブの公式サイトで「プレミアリーグでプレーすることは、小さい頃からの夢でしたので、とても興奮しています」と語り、「サウサンプトンとは昨季のプレシーズンで対戦し、ショートパスをつなぐ最高のサッカーをしていました。だからオファーを受けた時は1秒で決めました」と世界最高峰リーグ参戦に喜びを表した。
またラッセル・マーティン監督は「ユキは私たちが長く注目してきた選手で、彼のポジションでは一番のターゲットでした。彼はいい年齢で加入する。既に高いレベルで多くの試合を経験しており、欧州での経験も豊富です」と期待をかけた。
サウサンプトンは過去、元日本代表DF吉田麻也（LAギャラクシー）、MF南野拓実（モナコ）などが所属し、日章学園（宮崎）のFW高岡伶颯（れんと、17）の来春の加入が内定し、FC東京のMF松木玖生（21）も加入（トルコ1部ギョズテペに期限付き移籍の見通し）が決定的となったばかり。23～24年はプレーオフの末に1年での1部復帰を決めている。
オランダで5シーズンにわたってプレーした森保ジャパンの右サイドバックが、満を持してプレミアリーグに挑戦する。