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京都は浦和とスコアレスドロー MF川崎颯太が攻守に奮闘「強い覚悟を持って」五輪代表へ

スポニチアネックス 2024年7月14日 22時19分

 ◇明治安田J1リーグ 第23節 京都0―0浦和(2024年7月14日 サンガスタジアムby京セラ)

 京都は主将のMF川崎颯太(22)がパリ五輪代表に加わる直前の浦和戦を0―0で引き分けた。勝ち点1を積み上げたのみで、降格圏から脱することはできなかった。

 「勝ってチームを離れたかったので、満足はしていない」と話した川崎だが、前半ロスタイムにペナルティーエリアの外側からミドルシュートを放って浦和GK・西川周作(38)脅かすなど、攻守にわたって走り続けた。

 「シュートの場面はボールをこねて奪われてカウンターが一番まずい。だからシュートを狙いました」と振り返る。両チームの選手が何人も足をけいれんさせる消耗戦だったが「僕も、つりそうでしたけど、キャプテンなんで寝るわけにはいかない。でも、コンディションは凄くいいです」と川崎。走り回ることで、西川のロングフィードを限定させてセカンドボールを拾って攻撃につなげる形を作った。

 試合後はチームメートを前に「強い覚悟を持って行ってきます」と、あいさつ。「僕の特徴は守備。パリではきょうの試合のように攻守両方見せたい。五輪は一生に一度と思っているので、感じるものを感じて戦いたい」。両親が見守った試合で自分らしさを発揮してパリ五輪代表に向かう。

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