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全日本大学選抜相撲金沢大会 五島雅治が今季4冠目 団体戦は日体大が第1回大会以来13年ぶり優勝

スポニチアネックス 2024年7月15日 6時26分

 第14回全日本大学選抜相撲金沢大会が14日、石川県卯辰山相撲場で行われ、選抜された12校(東日本9校、西日本3校)が出場した。

 103人が参加した個人戦は、五島雅治(拓大4年)が決勝でブフチョローン(日体大4年)を下して頂点に立った。五島は今年の全国大学選抜宇佐大会、全国大学実業団対抗和歌山大会、東日本学生選手権も制しており、早くも今季4つ目のタイトル獲得となった。昨年優勝の川上竜昌(日大4年)は、3回戦で内田京汰(早大2年)に肩透かしで敗れた。

 団体戦は、日体大が2011年の第1回大会以来13年ぶり2度目の優勝を果たした。決勝は日大と対戦。1―2で迎えた副将戦は両校の主将対決となり、ブフチョローン(日体大4年)が花岡真生(日大4年)を寄り倒して2―2に持ち込んで大将の杉本弘樹(日体大2年)につなげた。「主将なので、絶対に団体戦で優勝するという気持ちでいきました」。6月の東日本学生選手権に続き、全国大会では今季初の団体優勝となった。

 2連覇中の金沢学院大は予選を3勝12点で1位通過したが、予選3回戦で破った日大と準々決勝で再戦し、1―4で敗れた。

 ▽個人戦 準々決勝

杉本弘樹(日体大2年) 寄り切り 木下優希(東農大3年)

五島雅治(拓大4年) 押し出し 内田京汰(早大2年)

花岡真生(日大4年) 上手投げ 山崎柊(日体大2年)

ブフチョローン(日体大4年) はたき込み 江連春樹(東洋大4年)

 ▽準決勝

五島雅治 寄り切り 杉本弘樹

ブフチョローン 寄り倒し 花岡真生

 ▽決勝

五島雅治 小手投げ ブフチョローン

 ▽団体戦 準々決勝

日体大 4―1 中大

東洋大 3―2 近大

日大 4―1 金沢学院大

拓大 3―2 東農大

 ▽準決勝

日体大 3―2 東洋大

日大 3―2 拓大

 ▽決勝

日体大 3―2 日大

○デルゲルバト 押し倒し 神崎大貴 

 クリストファー 下手投げ 成田力道○

 依田蒼基 送り出し 川上竜昌○

○ブフチョローン 寄り倒し 花岡真生 

○杉本弘樹 寄り切り 西加陽斗 

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