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まだある!?今秋終了のお笑い番組 豪華出演者も視聴率低迷

スポニチアネックス 2024年7月15日 8時22分

 【芸能 覆面座談会】梅雨明け前だというのに、早くも厳しい暑さに襲われている日本列島。芸能界ではお笑いに関するニュースに熱い視線が注がれています。おなじみのメンバーが気になる話題を掘り下げます。

 リポーター 民放各局の10月期の番組改編が続々と明らかになっているね。

 ワイドデスク 特に話題になっているのが、昨年10月に鳴り物入りでスタートしたお笑い番組が早くも終わってしまうこと。TBSの「ジョンソン」やフジテレビの「オドオド×ハラハラ」が9月末で終了するとスポニチが報じていたのを見て驚いたよ。

 週刊誌記者 「ジョンソン」は人気バラエティー「リンカーン」の後継番組として期待が高く「かまいたち」や「ニューヨーク」ら今をときめく人気者を起用。「オドオド×ハラハラ」も「オードリー」と「ハライチ」という人気者と元テレビ東京のヒットメーカー佐久間宣行氏が演出という豪華なタッグだったよね。

 ワイドデスク 両番組ともスタート当初はかなり気合が入っていたから、1年で見切りをつけるとは思わなかったよ。

 スポニチ本紙デスク 決断の背景には何があるのかな?

 週刊誌記者 やっぱり一番は視聴率の問題だと思う。両番組とも開始当初から、民放各局が重要視している個人視聴率やコア視聴率で苦戦していた。

 リポーター さまざまな企画でテコ入れしながら2、3年は様子を見るのが最近の傾向だった。フジ「千鳥の鬼レンチャン」が「サビだけカラオケ」のヒット企画を生み出したことで人気番組となったように、一つの企画の力で人気番組に成長するケースもあるからね。

 本紙デスク テレビ離れが進む中、民放各局の経営は年々厳しくなっている。改編はさまざまな要素を考慮しての判断だとは思うけど、番組の成長を待つだけの余裕が局側になくなってきているのも事実だろうね。

 ワイドデスク 視聴環境の変化も影響したかもしれない。ドラマだと放送後に見逃し配信を視聴する習慣が定着し、TVerでの再生回数もヒットの指標になってきた。でもお笑い番組は再生回数を伸ばすのがなかなか難しい。

 リポーター 最近は、反響があった部分だけ切り取ったショート動画がYouTubeやTikTokに違法投稿され、それを見て満足する視聴者も多いからね。コアなお笑いファンが地上波ではなく配信コンテンツに流れているという現実もある。

 本紙デスク お笑い番組は“受難”の時代だ。ほかにも今秋での打ち切りが検討されているお笑い番組がまだあるようだよ。

 週刊誌記者 えっ!?急いで取材しなくちゃ。

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