女優の伊藤沙莉(30)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「虎に翼」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は15日、第76話が放送され、新章「新潟編」がスタートした。話題のシーンを振り返る。
<※以下、ネタバレ有>
向田邦子賞に輝いたNHKよるドラ「恋せぬふたり」などの吉田恵里香氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算110作目。日本初の女性弁護士・判事・裁判所所長となった三淵嘉子氏をモデルに、法曹の世界に飛び込む日本初の女性・猪爪寅子(ともこ)の人生を描く。吉田氏は初の朝ドラ脚本。伊藤は2017年度前期「ひよっこ」以来2回目の朝ドラ出演、初主演となる。
第76話は、桂場等一郎(松山ケンイチ)久藤頼安(沢村一樹)多岐川幸四郎(滝藤賢一)に送り出され、佐田寅子(伊藤沙莉)は新潟地家裁三条支部長に赴任。支部の職員たち、地元の弁護士・杉田太郎(高橋克実)杉田次郎(田口浩正)らから大歓迎を受ける。困惑しながらも、1日でも早く新しい職場に馴染もうと努める。一方、佐田優未(竹澤咲子)との距離は縮まらない…という展開。
初勤務から数日、三条支部に星航一(岡田将生)の姿。「ご無沙汰しています」。寅子は「航一さん!驚いた、急にいらっしゃるから」と笑み。航一は前年から新潟本庁刑事部に配属。この日は三条の交通事件の資料、庁舎増築の予算計画書のため、三条支部を訪れたのだった。
寅子「落ち着いたら、娘と新潟観光にでも行こうと思いまして。どこかオススメの場所はありますか?」
航一「分かりません。裁判所と自宅の往復ばかり」
寅子「あら。じゃあ、お休みの日は何を」
航一「休みの日は…休んでいますね」
寅子は苦笑。「相変わらず色々と読めない」(語り・尾野真千子)。SNS上には「まさかの小泉構文」「何かの構文みたいだw」「まさかの進次郎構文」「ワンオペ法廷w」「家事もワンオペになっちゃうから、人を雇った方が…」などの声が上がった。
「小泉構文」とは、同じような内容が繰り返される小泉進次郎氏の演説や発言の癖。
寅子の新天地生活は果たして。