◇第106回全国高校野球選手権大阪大会 2回戦 履正社10―0豊中(2024年7月15日 住之江)
昨夏覇者の履正社は投打がかみ合い、5回コールド勝ちで初戦を突破した。
初回に敵失と暴投で2点を先制すると、2回には4安打を集めて4点を追加。3回は2点を挙げ、なおも1死一塁から1番の近沢賢虎外野手(3年)が左越えへ2ランを放った。
殊勲の近沢は公式戦1号本塁打に「狙った訳じゃなかったが、感触はすごくよかった」と笑顔。スタンドには中学時代にプレーした京都東山ボーイズの選手たちも応援に駆けつけており「いいところを見せられてよかった」と胸を張った。
投げては背番号10の藤原僚人投手(3年)から3人の継投で無失点に抑えた。
履正社は春季大会4回戦で大院大高に敗れ、今大会はシード権を獲得できず。ノーシードから7試合を勝ち抜いた昨夏の再現を目指す。