柔道の男子66キロ級でパリ五輪代表の阿部一二三（26＝パーク24）、女子52キロ級でパリ五輪代表の阿部詩（24＝パーク24）が15日放送のNHK「ファミリーヒストリー」（月曜後7・30）に出演。詩が日体大時代にホームシックで号泣した際のエピソードを語った。
詩は兵庫・夙川学院中高を経て日体大に進学。「中学高校と6年間、同じ環境だったので、東京という場所も初めてですし、急に大学で周りの人も違う」と周囲の環境の変化に戸惑い、「不安で不安で…。湯船につかっていると涙が止まらなくなって」とホームシックに陥ったことを告白した。
母・愛さんに電話したところ、愛さんは当時営んでいた喫茶店を畳んで上京。詩とともに暮らし始めたという。
詩は家族の支えに感謝し、「チーム阿部で金メダルを獲りたい」と、パリ五輪での連覇を見据えた。