◇パ・リーグ 西武3-0オリックス(2024年7月15日 ベルーナD)
西武は15日、育成出身の菅井信也投手(21)が7回零封と好投し、プロ初勝利。チームの連敗も「8」で止めた。
渡辺監督代行は「本当苦しかったんですけど、菅井がカードの頭、連敗中とプレッシャーかかる中、本当に素晴らしいピッチングをしてくれて。初勝利ということでこれを自信にしてほしいですね」と菅井に向けてエールをおくった。
試合後の渡辺監督代行との一問一答は以下の通り。
――菅井のよかったところは
「もともと真っ直ぐは非常に質がいい。あとはうまく変化球を入れながらどう配球していくかというところだったんですけど、(炭谷)銀次朗が非常にうまくリードしてくれた」
――炭谷のリードのよさ
「早めにカウントを作れたというのが大きいのかな。早めにカウントを作ってそこからの勝負というところで。あとは銀次朗に任せとけという感じだと思うんですよね。非常に変化球の使い方もうまかった。確率70%ぐらい真っすぐがあるのでね、相手が真っすぐ狙いで来るのはある程度分かったのでそこでどう変化球を交えていくかというところで、親子ぐらいの年の差があると思うんですけど、絶妙な感覚でやってくれた」
――1軍では初めて組むバッテリーだった?
「ベテランキャッチャーにちょっと守ってもらって菅井のいいところを引き出してくれたらなというところだと思います」