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池江璃花子「こんなに自分って弱いんだ」白血病克服も 東京五輪後に極度の不振 当時の胸中を激白

スポニチアネックス 2024年7月15日 22時59分

 競泳女子のパリ五輪日本代表・池江璃花子(24=横浜ゴム)が15日放送のNHK総合「NHKスペシャル“新たな強さ”を探して 池江璃花子 パリへの苦闘」(後9・30)に出演。番組内インタビューで東京五輪後に極度の不振に陥っていたことを明かし、当時の胸中を吐露した。

 池江は2019年の白血病が発覚し、過酷な闘病の末に復帰。2021年東京五輪ではリレー3種目に出場した。しかし、その後は極度のスランプを経験。番組では2023年3月のインタビューが放送され、「周りの人は東京五輪に行けただけですごいって言ってくれるけど、でもそんなのでいいのかっていう周りとのギャップもあって」と胸中をを吐露。「試合になると泳ぎたくないなとか不安な気持ちが。試合に対して。試合をやっている時だけは水泳を楽しめなくて。それは今までの自分にはなかったこと」と激白した。

 メンタル面で不安を抱えていたとし、「こんなに自分って弱いんだ。病気していた時の方が何なら強かった。あの時が一番強かったです」と語った。

 その後はパリ五輪の出場権獲得を目指し、練習拠点をオーストラリアに移すことを選択。昨秋から世界のトップスイマーを指導するマイケル・ボール・コーチの師事し、練習に励んでいる。

 

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