カブスの今永昇太投手(30)が15日(日本時間16日)、テキサス州アーリントンで16日(同17日)に開催されるオールスター戦の前日会見に参加。日米の文化の違いに言及した。
今永は5月上旬に現地のインタビューで「野球以外でアメリカに来て生活で一番ビックリしたことは?」と尋ねられ「んーっと」としばらく考え込んだ後に「赤信号でも右折していいところがあるのにビックリしました」と返答。アメリカでは場所によっては赤信号でも一旦停止で安全確認をした上で、右折可能な道路があるため、驚いたと明かした。
この回答を踏まえ、米メディアが「あれから2カ月がたって(赤信号を)超えることは?」と赤信号よりも驚いた文化の違いはあるかと質問した。
すると、今永は「この質問を僕は待っていて、この質問が来た時に絶対答えようと思っていたことがあって」と満を持して回答。「日本と米国の蛇口が違うんですけど、お風呂とかの蛇口が違うんですけど、日本は温度設定をして、ただ水を流せばいいんですけど、アメリカの場合はひねる調整具合で温度を変えなければいけないので、いつもめちゃくちゃ熱いとか、めちゃくちゃ冷たいとかでシャワーを浴びてるので、それが早く一発でちょうど良い温度にできるような練習をしたいと思います」と即答し、温度調整の練習に勤しんでいると明かした。
米メディアが日本の蛇口のシステムは良いですねと返すと、「今日の朝もぬるいシャワーを浴びていたので、今、その練習をしている途中です」と語り、周囲を笑わせた。
そして「こういう質問に答えるのが得意だと思います」とドヤ顔を見せ、笑っていた。