ドジャースの大谷翔平投手（30）が15日（日本時間16日）、テキサス州アーリントンで16日（同17日）に開催されるオールスター戦の前日会見に参加した。オールスター戦にはナ・リーグの「2番・DH」で出場する。
大谷の一問一答は以下の通り。
――オールスター戦で楽しみにしていることは？
「同じリーグの人と話せるのは、(普段)ないことだと思います。ベンチもそうですけど、クラブハウスも一緒に過ごすことはないと思う。この選手はこういう人だったんだとか、意外にこういう雰囲気の人だったとかっていうのは。リーグも変わっていますし、なかなかある経験ではないので楽しみかなと思います」
――具体的に誰か選手名を挙げるとすれば？
「まだ初日なのでそんな話してないです。みんなやっぱり思ったより柔らかい雰囲気の人が。球場で見ているより、やっぱり実際に話した方がそうだなといつも思います」
――過去6年に比べて結果が出ない時間が短い印象だが、修正の部分で進化した実感は？
「自分がだいたい調子が悪くなってくるのは、こういう原因があるんじゃないかなっていうのは、やっぱりその年を重ねれば重ねるほど傾向が分かるんじゃないかなとは思う。もちろん新しいことも出てきますけど。基本的にはこれをやればいい方向に進んでいくんじゃないかなみたいな引き出しは多くなるんじゃないかなと思う。そういう意味では、やっぱり年数を重ねてった方がそういう波みたいなものも当然少なくなるんじゃないかなと思います」
――シーズン中はタイトな予定で遠征も多いが、グラウンド以外でリラックスする瞬間は？
「基本的にはあんまり球場にいないようにはしている。球場にいる時はなるべく集中してやることだけしっかりやりたいなと思ってる。そこを逆算して、トレーニングある日ない日ありますけど、なるべく無駄な時間は球場にいるときは省きたいなと思います」
――自宅では野球のことを考えずにリラックスできている？
「どっちもありますね。球場ではなるべくぎゅっとしたいっていうだけであって。家でもちろん考える時もありますし、考えない方がいいなと思う時ももちろんある。それは場合によるかなと思います」
――家族や奥さん、デコピンは来ているか？
「来ています」
――明日は一緒にレッドカーペットに？
「その予定ではいます」
――今年新しく取り組み始めた打撃理論があるとしたら、その方向性が正しい、間違っていると感じている部分は？
「取り組んでることはもちろんありますけど、それが100％正しいかどうかはちょっとわからない。ここでこれが正しいみたいなことはもちろん言えないですけど、そうなのではないかなっていうことはもちろん毎試合試しています。それをどのぐらいで確信を持てるかちょっとわからないですけど、それを引き続きやっていく必要あるかなと思います」
――それは必ずしも結果ではない？
「統計だと思うので。やっぱり1回試して良かったからっていって、それが正解だと限らない。このシーズンが良かったからといってそれが正しいかもわからない。やっぱり2、3年続けていく中で、ある程度自分の中でやっぱり正しいんじゃないかなみたいな確信はあると思います。今の段階で今年試したからといって、これが絶対に正しいみたいなことはないかなと思います」