花巻東（岩手）から米スタンフォード大に進学予定で、若手選手の登竜門「MLBドラフトリーグ」に参加していた佐々木麟太郎内野手（19）が15日（日本時間16日）、テキサス州アーリントンで開催されているオールスター戦の前日練習を見学した。
佐々木は同リーグで25試合に出場。打率・221、リーグ2位タイの4本塁打、同7位タイの17打点をマーク。13日に同リーグの前半戦の全日程が終了していた。
佐々木は5月14日にサンフランシスコで行われたドジャース―ジャイアンツ戦も観戦。この日は黒いシャツに野球帽を被って関係者に交ざってナ・リーグの練習を見学し、花巻東の先輩にあたる大谷らの動きに見入った。関係者によると、MLBからゲストとして招待されたという。
大学の入学式は9月だが、「4月から単位を取れるので、なるべく早く行って勉強したい」と語っており、野球部の練習にも4月から合流している。順調に調整が進めば来年2月からの新シーズンで公式戦デビューが見込まれる。