ブルワーズのクリスチャン・イエリチ外野手(32)が15日(日本時間16日)、テキサス州アーリントンで16日(同17日)に開催されるオールスター戦の前日会見に参加。侍ジャパン入りについて言及した。
イエリチは2018、2019年と2年連続で首位打者を獲得。今季も打率・326でナ・リーグトップに立っており、初の首位打者を狙うドジャース・大谷翔平にとって手ごわい相手となっている。
また、母方の祖父が日本人の日系3世で、日本代表でのWBC出場への意欲について「どうなるか様子を見てみよう。数年後の3月に身体がどういう状態かはわからない」と32歳である現状を踏まえ慎重姿勢。その上で「ただ、代表チームの一員として考慮されることは常に名誉だ。特に日本は多くの良い選手を持ち、素晴らしいチームを構成してきた。だから彼らが興味を持ってくれること自体がすごいことだ」とも感謝した。
侍ジャパンが世界一となった昨年のWBCは「見たよ。最高だったね。WBCの人気は上がっていて、特に多くのスター選手を擁する日本対アメリカの決勝戦が実現したことはこのゲームにとって素晴らしいことだった」としみじみ。
大谷とWBC出場については「その件についてはまだ話していない」とし「(この会見が)始まる前に自己紹介して、“ハロー”と言っただけ。今後どうなっていくか、見てみよう」と語った。