◇第106回全国高校野球 秋田大会準々決勝 金足農―本荘(2024年7月16日 八橋)
秋田トップのベスト4入りを懸けた一戦は、試合に先立ち両チームのスタメンが発表された。
金足農はオリックス・吉田輝星投手の弟で最速145キロ右腕のエース・大輝投手(2年)が3試合続けて先発のマウンドに立つ。
吉田は初戦となった10日のノースアジア大明桜戦は延長10回を投げ抜き、5安打2失点、11奪三振の好投を披露。連覇を狙った第1シード撃破にチームを導いていた。13日の大館桂桜との3回戦は公式戦初完封を達成。兄がエースで甲子園準優勝した18年以来、6年ぶりのベスト8進出を決めた。
対する本荘はチームを支える背番号「5」の三浦吉平主将(3年)に先発のマウンドを託した。
両チームは昨秋の県大会準々決勝でも対戦。延長10回タイブレークの末に3―2で金足農がサヨナラ勝ちしていた。