大相撲名古屋場所は16日、名古屋市のドルフィンズアリーナで3日目の取組が行われ、夏場所で史上最速優勝を果たした新関脇・大の里(24=二所ノ関部屋)は再小結・大栄翔(30=追手風部屋)をはたき込みで下し、今場所初白星を挙げた。
休場明けの横綱・照ノ富士は東前頭2枚目の若元春を寄り切りで下し、初日から3連勝とした。
大関陣は、豊昇龍が元大関・御嶽海を寄り切って2勝1敗とした。琴桜は東前頭筆頭・明生を押し出し、連勝。カド番の貴景勝は西前頭筆頭・熱海富士に寄り倒しで敗れて2敗目を喫した。
熱海富士は初日に豊昇龍を破っており、これで2大関を倒した。
関脇・霧島は豪ノ山を下して3連勝。西前頭5枚目・湘南乃海、東前頭9枚目・欧勝馬、東前頭12枚目・朝乃山もそれぞれ3連勝とした。