広島は16日、横浜スタジアムで予定していたDeNA戦が雨天中止になった。午後4時15分に開門した後も激しい雨が降り続き、午後5時20分に中止が発表。広島の予告先発は玉村昇悟投手(23)だった。17日のDeNA戦は予告先発で発表された森下暢仁投手(26)が予定通り登板する。
広島は両リーグ最多8度目の中止。7月に入ってからは4回表ノーゲームになった10日の巨人戦も含めて3度目を数えた。中止になった8試合のうち追加日程が決まっているのは9月14日の阪神戦(甲子園)だけ。今回のDeNA戦を含めて7試合が未定で、すべて9月24日以降に組み込まれることが濃厚だ。前日15日の時点で80試合消化は両リーグで最も少ない。新井貴浩監督(47)は次の通り受け止めた。
――中止が決まる前に森下の予告先発が発表されていた。そのままか。
「もちろん。それでいきますよ」
――中止が続く。9月の日程が心配だ。
「まあ、しょうがないよね。これは。しょうがないですね」
――先発予定だった玉村の起用法は?
「ブルペン、中に入ってもらいます」
――アドゥワは登録を外れた。次は2軍で登板か。
「そうだね。彼も初めての経験だと思うし、5勝かな。前半戦で5勝もして、初めての経験でよく頑張ってくれたと思うし、抹消して、まずはリフレッシュしてもらって、そこからまたファームの方でしっかり投げて、状態をまた上げてもらいたいと思います」
――シャイナーは8番一塁で先発予定だった。現状はどう見ている。
「まだ、もうちょっと見てみないと分からないよね。だから今日もスタメンだったし、もうちょっと見てみないと」
――矢野は次の試合で4打席に立てば規定打席に到達する。
「矢野?矢野があと4打席で?矢野が?」
――シーズン途中とはいえ、初めての経験になる。
「彼が自分自身でいまのポジション、立ち位置をつかんでいると思う。あと4打席で規定に乗る乗らないというのはあるかもしれないけど、年間通して、そこを。終わったときに規定に到達していたか、していないかというのは、凄く大事だと思う。いま試合に出ながら、バッティングの方も少しずつ上達していっていると思う。守備は言わずもがなだから。1年間終わったときに、規定打席に到達しているように、引き続き頑張ってもらいたいです」