スペイン1部のレアル・マドリードは16日にサッカーのフランス代表FWキリアン・エムバペ(25)の入団会見を実施した。
今季でパリSG(フランス)との契約が満了するエムバペは5月に自ら退団を表明。Rマドリードで今季加入1年目ながらリーグMVPに輝いたMFベリンガムは1日の欧州チャンピオンズリーグで最多記録を更新する15度目の優勝を達成後に「エムバペが加入すればチームを別次元に導いてくれるだろう」と期待を寄せていた。
Rマドリードの本拠地サンティアゴ・ベルナベウ・サッカースタジアムで行われた入団会見には、フロレンティーノ・ペレス会長の他にRマドリードで監督経験もあり、元フランス代表レジェンド選手のジネディーヌ・ジダン氏も出席した。
背番号9のRマドリードのユニホームに袖を通したエムバペは、「ここにいられることが信じられない。レアル・マドリードでプレーすることをずっと夢見てきた。そして今日、夢が叶ったんだ。本当に幸せだよ」とスペイン語であいさつしてファンを驚かせた。
さらに「なんて素晴らしい日なんだろう。子供の頃から、たった一つの夢を抱えていた。ここにいられるのは、僕にとって本当に意味のあることなんだ。もう何年も前から、ずっと愛を伝えてくれたマドリディスタたちには“ありがとう”と言わせてもらいたい。今、僕はもう一つの夢を持っている。それは、僕がこのクラブの歴史に見合うプレーを見せることだ。このクラブとこのエンブレムのために命を捧げるよ」とファンに誓った。