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町田に期限付き加入のDF杉岡大暉がチーム合流「ベースとなる部分が合うと思った」20日横浜戦出場も意欲

スポニチアネックス 2024年7月16日 20時32分

 湘南から町田に期限付き移籍で加入したDF杉岡大暉(25)が16日、チームに合流した。全体練習には加わらず、終了後にグラウンドでボールを使い軽く体を動かした。

 その後取材対応した杉岡は「J1首位のチームから話をいただき、素直にすごくうれしかった」とオファーを受けた心境を語った。「左利きサイドバックは今の町田にいないタイプで、推進力を生かしてほしいと言われた。左サイドの攻撃をより活性化させたいし、守備ももちろんしっかりやる。僕のベースとなる部分は町田も大事にしているところで、そこは合うんじゃないかと思ったのが決め手」。早ければ次節、20日横浜戦(国立)の出場にも「そこに合わせて準備している」と意欲を示した。

 チームを率いる黒田剛監督については「高校時代からよく知っている人」。杉岡が市船橋3年で主将だった16年は夏の全国総体で市船橋が、冬の選手権では黒田監督率いる青森山田が日本一。U―18プレミアリーグなどで対戦を重ねた。現在の町田のスタイルと重ね合わせ「当時の青森山田も同じ印象。強くて手堅く、そういうチームづくりが上手な方と認識している」。湘南でともにプレーし、日本代表に同時期に招集されたGK谷晃生を筆頭に「意外と知っている選手が多い」ため、なじむのに時間はかからなさそうだ。

 出場機会が減っていたとはいえ、プロ入りしたクラブで現在J2降格圏の18位と苦しむ湘南を離れることには「この夏のタイミングで移籍することは半年前は想像していなかった。思い入れのあるチームで難しい決断ではあった」と複雑な表情も浮かべた。それでも「強みを出しやすい環境なのではと後押ししてくれた人もいた。自信を持ってやれたら」と強い決意をにじませた。

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