◇セ・リーグ 巨人2―1阪神(2024年7月16日 東京D)
巨人の4年目右腕・山崎伊織投手(25)が16日、阪神戦(東京D)で今季15度目の先発登板。7回で今季自身最多の128球を投げ、8安打を打たれながらも1失点と粘りの投球を披露し、戸郷と菅野に並んでチーム最多タイとなる今季7勝目(2敗)をマークした。
阪神戦の勝利は2022年8月4日(東京D)以来2年ぶり通算2勝目で、自身の阪神戦連敗を3で止めている。
この日も岸田とバッテリーを組んでマウンドへ。初回を3者凡退で立ち上がると、その裏に岡本和の適時打と大城卓の適時二塁打でいきなり2点の援護をもらった。
直後の2回に3安打を集中され、小幡のポテンヒットで1点失ったが、その後は同じ兵庫県出身で同学年、同じ右腕の相手先発・才木との意地と意地のぶつかり合い。
山崎伊は3回、2死満塁で入った打席で才木に空振り三振を喫すると、バットを叩きつけて悔しがり、直後の4回には小幡の痛烈なライナーを右足甲付近に受けながらも続投した。
5回には2死一、二塁のピンチを招くも二塁手・吉川とのピックオフプレーで二走・野口をけん制で刺してピンチを脱するなど一進一退の攻防が続いた。
6回までに106球を投げたが、その裏の打席にも入って続投。7回も4イニング連続で2死から安打を打たれたが、得点は許さなかった。
山崎伊の投球内容は7回で打者30人に対して128球を投げ、8安打1失点。4三振を奪い、与えた四球は2つ、直球の最速は151キロだった。
▼山崎伊 先制点を取ってもらった後に失点をしてしまったところは反省しないといけないです。ただその後は岸田さんに引っ張ってもらって粘り強く7回1失点で終わることができました。