日本文学研究者で早大特命教授のロバート・キャンベル氏(67)が16日放送のTOKYO MX「バラいろダンディ」(月~金曜後9・00)に出演。13日(日本時間14日)に銃撃を受けた米国のトランプ前大統領(78)について言及した。
キャンベル氏は「全世界が生中継を見て驚いたと思う。私自身、ケネディ大統領の暗殺は克明に覚えている」とし、「暴力を駆使してでも支持する人を勝たせたいとう人たちがいる。11月に大統領選がありますが、これからもこういうことがいろんなところで起きてしまうと、まずます分断が広がることになる。暴力の連鎖反応が起きることを心配しています」とした。
また、星条旗をバックに、右耳から血を流しながら拳を突き上げるトランプ氏の写真について触れ、「政治的な大きな意味を持つ可能性があるのが怖いですね」と指摘した。