◇パ・リーグ 日本ハム5―4楽天（2024年7月16日 エスコンF）
日本ハムが楽天に延長10回の末、5―4でサヨナラ勝ち。劇勝への号砲を鳴らしたのは、新外国人フランミル・レイエス外野手だった。
3点を追う7回に郡司の適時打で1点を返し、なおも2死一、二塁。代わったばかりの相手4番手・ターリーのチェンジアップをすくい上げ、左翼ポール直撃の一時逆転8号3ランを放った。「いいところでしっかりと振り抜けたと思う。チームが逆転したのも良かったし、チーム全体で順位争いしている楽天に勝てたのもとても大きい」と、満面の笑みで振り返った。
これで4戦3発と量産モードに突入。今季前半は代打や途中交代も多かったが、1メートル96、120キロの巨漢助っ人は「1試合通して連続して打席数をいただけていることで打撃の調子が良くなっているんだと思う」と、精神的な安定が好調の要因であることを明かした。