◇ウエスタン・リーグ 阪神3-2オリックス(2024年7月16日 杉本商事バファローズスタジアム舞洲)
打撃再調整中の阪神・森下が「3番・右翼」で9日ぶりの実戦で、ミニキャンプの成果を発揮する2安打。相手失策も含め4打席すべてで出塁を果たした。
「ヒットが出たことも良かったけど、ボールをしっかり見極められたのが一番。これからも練習で詰めて、試合ではタイミングを意識したい」
5回に左腕・大江の変化球を逆らわずに右前打すると、7回には椋木の148キロを低いライナーで左前打。12日からのウエスタン・リーグ広島3連戦(由宇)には同行せず、鳴尾浜の室内練習場で打ち込んだスイングに手応えを感じていた。
和田2軍監督も右前打の前に高め直球をファウルにした内容を「今までのあおった打ち方だったら空振りだったかもしれない。きょうに限っては最短でバットが出ていた」と評価していた。