◇セ・リーグ ヤクルト4-3中日(2024年7月16日 神宮)
紆余(うよ)曲折を経てつかんだ白星の喜びは格別だった。ヤクルトは3―3の7回から4番手で登板した小沢が2回無安打無失点。打線が7回に1点を勝ち越し、今季19試合目の登板で初勝利を挙げ「やっと勝てた。長かった」と笑った。
開幕から先発で好投を続けるも打線の援護に恵まれず5連敗。5月下旬からリリーフに配置転換され、13日の広島戦は「オープナー」として2回無失点と好投。2連戦2連勝を決めた高津監督も万能右腕について「欠かせない存在」と称えた。