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ドジャース 獲得候補最上位はタイガースの左腕 7・30トレードデッドラインまでオリオールズと争奪戦

スポニチアネックス 2024年7月17日 7時59分

 スポーツイラストレイテッド誌のトム・ベデューチ記者が、ドジャースとオリオールズがトレードデッドラインでの獲得候補として、タイガースの左腕タリク・スクバルを最上位に位置付けていると報じた。両球団の関係者が認めている。

 タイガースのスコット・ハリス編成本部長は、スクバルをトレードするかどうかはまだ決めていないが「すべてのものに値段はつく」とも口にしており、オファーは聞く考えだ。ベデューチ記者は、もしスクバル移籍なら、ナショナルズが22年にフアン・ソトをパドレスに移籍させたのと同様の状況だとみている。その際、ナショナルズはCJ・エイブラムス、マッケンジー・ゴアなど5人のトッププロスペクトを獲得した。

 スクバルは直球が97マイル(約156・1キロ)、5球種を操る。過去2シーズンでは計34試合に登板、17勝6敗、防御率2・57の好成績を残している。投球回数は196回1/3で35四球、242三振を奪っている。

 スクバルのストライクゾーン率は、ジャスティン・スティール、コール・アービン、マイルズ・マイコラスに次ぐ55・9%と高いが、ゾーン内での被打率は・214と球威も申し分ない。大谷翔平も7月12日の対戦で、三ゴロ、中飛、左飛と抑えられた。確実にポストシーズンでも大活躍できる投手だ。

 ドジャースとオリオールズの両チームはどちらも先発投手を必要としている。オリオールズはカイル・ブラディッシュとジョン・ミーンズの2人がケガでシーズン絶望となったため、コービン・バーンズとグレイソン・ロドリゲス以外にもう一人軸になる先発投手が必要。オリオールズ傘下には優れた若手有望株がたくさんいて、タイガースが満足するパッケージを組むことも可能だ。果たしてドジャースは7月30日のデッドラインまでにオリオールズに負けない好条件を提示できるのだろうか?

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