大リーグ機構（MLB）のロブ・マンフレッド・コミッショナーが16日（日本時間17日）、野球が2大会ぶりに実施される28年のロサンゼルス五輪へのメジャーリーガー派遣について「協議の余地はある」との見解を述べた。マンフレッド氏は2月、過密日程を理由に懐疑的な見方を示していた。
オールスター戦会場のアーリントンでの記者会見で語った。選手会のトニー・クラーク専務理事も取材に応じ「28年に限らず、国際大会に出場を希望する選手にはその機会を与えてほしい」と要望した。
同五輪については、ドジャースの大谷翔平が15日に「出たい気持ちはもちろんある。野球界にとっても大事なこと」と出場に意欲を示していた。