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パルマと大型契約のGK鈴木彩艶 新天地デビューは20日のアントワープ戦が有力

スポニチアネックス 2024年7月17日 12時35分

 ベルギー1部シントトロイデンからセリエAの名門パルマに移籍した日本代表G鈴木彩艶(21)が16日、早速、チームの練習に初合流した。同日に2029年6月30日までの5年契約を締結。移籍金は最大で1000万ユーロ(約17億2000万円)という大型契約だ。

 地元メディアによれば、ファビオ・ペッキア監督(50)とともにJ1福岡で指導した経験を持つバレリオ・ビスコンティGKコーチの下、3人のGK、アルゼンチン人のレアンドロ・チチソラ(34)、元U―19イタリア代表のエドアルド・コルビ(23)、U―21イタリア代表のフィリッポ・リナルディ(21)とともにGKの個別トレーニングを行い、その後はミニゲームにも参加したという。

 チームメートからは歓迎され、鈴木彩は常に笑顔を絶やさず、GK練習では英語を日本語に訳して周囲の笑いを誘うなど、早くも溶け込んだ様子だったという。

 チームは20日にベルギー1部アントワープと敵地でプレシーズンマッチを行う予定で、ペッキア監督はその試合で鈴木彩を起用する意思を見せているという。鈴木彩はパルマを通じ「伝統のあるクラブの一員になれてとても幸せ。チームに貢献できるように全力を尽くしたい」と意気込みを語っている。

 パルマは同日、24~24年はサンプドリアに期限付き移籍していたスロベニア人GKマルティン・トゥルク(20)がポーランド1部ルフ・ホジューフに完全移籍したことも発表した。

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