◇オールスター・ゲーム ナ・リーグ3―5ア・リーグ(2024年7月16日 アーリントン)
レッズのエリー・デラクルス内野手(22)が16日(日本時間17日)、米テキサス州アーリントンで開催されたオールスター戦で6回の守備から途中出場。7回の第1打席で中前打を放ち、球宴初安打をマークした。
デラクルスは7回、先頭で打席に入るとア・リーグ7番手、ロイヤルズのルーゴから中前打を放って出塁した。
待望の盗塁こそできなかったがレッズの球団公式SNSはデラクルスの足元に注目。「初のオールスターで特注のルイ・ヴィトンを履いて登場」とLVとロゴの入ったピンクの特注スパイクで出場したことを明かした。
デラクルスはレッドカーペットでも鮮やかなピンク色のスーツにゴールドネックレス、白のスニーカー、黒のテンガロンハットというド派手な衣装で注目を集めたが、試合でも抜かりなかった。
デラクルスは今季、前半だけで両リーグぶっちぎりの46盗塁をマーク。どこまで数字を伸ばすのか後半戦も目が離せない存在となりそうだ。
また、デラクルスは昨年8月、大谷翔平が所属していたエンゼルスと対戦した際、二塁ベース上の大谷を右手人さし指で「ツンツン」して本物かどうかを確かめた。大谷も笑顔を見せ、このシーンはファンの間で話題になった。
今年、球宴に初選出が決まった際には「ショウヘイと話すために日本語の勉強をしているんだ」と告白。大好きな大谷に近づくために日本語を覚えるという仰天プランを明かし、さらに話題を集めていた。