Infoseek 楽天

「虎に翼」優未テスト「44点→144点」今度は改ざん困難もネット反響「かわいかった…嫌いじゃない」

スポニチアネックス 2024年7月17日 15時3分

 女優の伊藤沙莉(30)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「虎に翼」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は17日、第78話が放送された。話題のシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 向田邦子賞に輝いたNHKよるドラ「恋せぬふたり」などの吉田恵里香氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算110作目。日本初の女性弁護士・判事・裁判所所長となった三淵嘉子氏をモデルに、法曹の世界に飛び込む日本初の女性・猪爪寅子(ともこ)の人生を描く。吉田氏は初の朝ドラ脚本。伊藤は2017年度前期「ひよっこ」以来2回目の朝ドラ出演、初主演となる。

 第78話は、山の境界線をめぐる現地調停で書記官・高瀬雄三郎(望月歩)と申立人・森口(俵木藤汰)との間にトラブルが発生し、佐田寅子(伊藤沙莉)も巻き込まれた。だが、高瀬は森口との言い合いの内容を決して明かさない。帰宅した寅子は、佐田優未(竹澤咲子)がテストの点数を誤魔化そうとしている場面に出くわす。優未はテストになると緊張。寅子は亡き夫・佐田優三(仲野太賀)のことを思い出し…という展開。

 寅子が帰ると、優未はノートを閉じる。優未は「私やります」とお風呂を沸かしに。寅子が思わずノートを開くと、再びテストの点数を改ざんしようとした形跡。「84」「98」「144」などの数字が書かれていた。

 優未「知ってたんだ。私が点数、ウソついたこと」

 寅子「ごめんなさい」「ウソはよくないけど、でも、ウソをつかせたのは、お母さんだから」

 優未「ごめんなさい(と44点の答案用紙)。毎日頑張って勉強しても、おうちではできても、テストの時になると、ギュルギュルってなる。どうせ、またおなか痛くなる」

 優三も腹痛のため、高等試験は不合格続きだった。寅子は吹き出し「お父さんに似ちゃったか」。優未がさらに優三のダメな点を聞くと、困惑し「また今度話しましょう」とはぐらかした。

 「寅子は戸惑っていました。いざ話そうとすると、優未に雄三のことをどうやって、何を話せばいいか分からない。きっと、これこそが花江(森田望智)の言う“トラちゃんにしかしてあげられないこと”なのに。なぜだろう。胸が詰まって、話せない」(語り・尾野真千子)

 寅子は布団をかぶり、嗚咽した。

 翌朝。夕食の希望を聞くと、優未は「お母さんの食べたいものでいいよ」と素っ気なく登校。見送った寅子は「仕事行きたくない~」と寝転がり、大の字。手足をジタバタ、のたうち回る。忘れ物を取りに戻った優未に、その姿を目撃された。

 SNS上には「ああー、44点だと他の数字への偽装は難しいなぁw」「【急募】44を高得点に偽装する方法」「44点なら成長したじゃん!w」「優未のノート:44→144をぐちゃぐちゃっと消してるの、かわいかった」「89点や144点など偽装で(31点→)84点よりさらに上を目指そうとする優未。私は嫌いじゃないぞ」などの声が上がった。

 距離が一歩縮まった母子関係は果たして。

この記事の関連ニュース