ヤクルトで2桁勝利6度、最多勝1度の館山昌平氏(43)が、高橋慶彦氏(67)のYouTube「よしひこチャンネル」に出演。日大藤沢1年時に聞いた同学年の怪物球児のウワサに思わず「いやいやいやいや、嘘でしょ?」。
横浜高校の怪物右腕のウワサは館山氏の耳にも届いた。
「自分も肩は強いが120キロそこそこ。140キロ投げる1年生がいるって聞いて、いやいやいやいや、嘘でしょ?と思ったが、いた。怪物が…」と振り返った。
その怪物こそ横浜高校の松坂大輔だった。
2年生の秋の神奈川大会決勝で初対戦してスライダーに「びっくり」して逃げたという。
センバツ4強を経て、高3春の関東大会決勝で激突。延長13回の死闘の末、0―1で敗れたが、館山氏にとっては投球スタイルの原型をつかんだ試合となった。
「松坂は19奪三振。僕は三振ゼロなんですよ」と明かした。
(右打者の)インサイドのシュートに外のスライダーで「ゴロを打たせる」。金属バットでも詰まらせることが大きな収穫となった。