◇大相撲名古屋場所4日目(2024年7月17日 ドルフィンズアリーナ)
大相撲名古屋場所は16日、名古屋市のドルフィンズアリーナで4日目の取組が行われ、横綱・照ノ富士(32=伊勢ケ浜部屋)が大関経験者の御嶽海(31=出羽海部屋)を寄り切りで下し無傷の4連勝とした。
今場所10勝すれば1場所で大関へ復帰できる関脇・霧島は小結・大栄翔に押し出され、痛恨の初黒星。
結びの一番では照ノ富士が御嶽海を寄り切りで下し、初日から4日連続となる白星を飾った。
先場所優勝の新関脇・大の里は小結・平戸海と対戦。大の里は立ち合いから平戸海の変化に対応できず、突き落され3敗目を喫した。
大関陣はカド番の貴景勝が東前頭4枚目・翔猿に送り投げで敗れて1勝3敗に。豊昇龍は西前頭3枚目・豪ノ山に突き出され2敗目を喫した。琴桜は東前頭2枚目・若元春を寄り切って3勝目を挙げた。
この日の取組を終え、照ノ富士が4連勝で単独トップとなった。
東前頭5枚目の阿武咲はこの日から休場。日本相撲協会に提出された診断書には「右足関節炎、右膝陳旧性後十字靱帯損傷」「3週間の安静、加療を要する見込み」さらには「手術予定である」とも記されていた。