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尚弥の幼なじみ・山口聖矢 プロ3戦目の前日計量パス 尚弥助言生かし3連勝へ「どれだけ詰めて殴れるか」

スポニチアネックス 2024年7月17日 18時14分

 世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(31=大橋)の幼なじみで、元サッカーJ3相模原DFの山口聖矢(30=同)が東日本新人王ライト級4回戦(18日 東京・後楽園ホール)の前日計量に臨み、リミットを200グラム下回る61・0キロで一発クリアした。

 5月のプロ2戦目から数日後に練習を再開したという山口は「今回の減量は楽だった。体重の振り幅が少なかったのでスムーズに落ちた」と仕上がりに手応え。食事面では揚げ物を控えるなど、万全の調整で連戦に臨む。

 新人王2回戦の相手・本多俊介(E&Jカシアス)は4勝2KOで1メートル82の長身選手。1メートル73の山口とは9センチ差で「あまりやってこなかった相手」としながら、高身長の同門選手らとスパーリングを重ねたことで「今回やれることはできた」と手応えを得た様子。

 幼なじみの井上尚からは「相手は経験もあってリーチも身長もある。普通にやっても勝てないよ」と助言があったことを明かし、接近戦でいかに手数を出せすか指示を受けた。前戦で1回にダウンを喫した山口は「今回の方が自分のやることは限られている。どれでけ相手が嫌なことをして詰めて殴れるか」と接近戦で勝機を見いだすことを誓った。

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