◇パ・リーグ 西武―オリックス(2024年7月17日 ベルーナD)
西武は感染症特例の代替選手として緊急昇格した奥村が、先制適時打を放った。「ランナーを還す気持ちで思い切りいきました」。「2番・左翼」で出場。6回1死二、三塁の場面で、5回まで無安打だった宮城のフォークを左前に運んだ。
チームは14日から新型コロナ感染が相次ぎ、この日抹消された栗山、田村で計4人。奥村が1軍昇格を告げられたのは、ジャイアンツ球場でイースタン・リーグの巨人戦に向けた練習を終えた正午ごろだった。「チャンスだと思ってやるしかない」と語っていた。同回はさらに、西川、野村大、岸の適時打などで、宮城から一挙計5得点を挙げた。
さらに、5―0の8回には山村が右翼に2号ソロを放って突き放した。