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メジャーリーガーの28年五輪派遣「協議の余地」 コミッショナーが見解

スポニチアネックス 2024年7月18日 1時33分

 大リーグ機構のロブ・マンフレッド・コミッショナーが記者会見に臨み、野球が2大会ぶりに実施される28年のロサンゼルス五輪へのメジャーリーガー派遣について「協議の余地はある」との見解を述べた。これまでは過密日程を理由に懐疑的な見方を示していた。前日に大谷が出場意欲を表明し、ハーパーやジャッジらトップ選手も呼応していた。選手会のトニー・クラーク専務理事も「28年に限らず、国際大会に出場を希望する選手には機会を与えてほしい」と要望した。また、来年3月に日本で開催される開幕戦で、ドジャースが来日困難と報じられていることには「それについては話さない」と話すにとどめた。

 ≪ロボット審判 来春に実験も≫MLBのマンフレッド・コミッショナーはストライク、ボールを機械判定する「ロボット審判」について、球審が下した判定に機械結果を求めて異議を申し立てられる「チャレンジ制度」を来春キャンプで実験する可能性があると明かした。現在はマイナーの3Aで試行されており、大リーグへの導入は26年以降になる見込み。「始めるには前年のキャンプで試す必要がある。そこで出た課題を解決できれば翌年からの運用に支障はない」と説明した。

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