今季のメジャー最終戦、全英オープンは18日に英国北西部のロイヤルトルーンGC（7385ヤード、パー71）で開幕する。
メジャー―初出場の岩崎亜久竜（あぐり、26＝フリー）は「目標はとりあえず予選通過して、そこから優勝争いをしたい」と意気込みを示した。
23年の日本オープンを制して、今大会の出場権を獲得した。この日は、松山英樹らとともに練習ラウンドでイン9ホールを回って最終調整。メジャー覇者との練習ラウンドは多くのことを感じたようで「グリーン周りとかでどこを練習するかとか、試合で来そうなところをちゃんとする雰囲気あるので、そういうところが凄いイメージできてるなと。金魚のふんみたいについていった（笑い）」と振り返った。
大会前には練習場で、憧れのタイガー・ウッズが偶然にも岩崎の近くで練習をするという嬉しい出来事もあった。「自分が右前で練習してて、後ろの方にいたのを自分が気づかなくてトレーナーさんが（写真を）撮ってくれた。遠目のを（笑い）」。両親に写真を送ると大喜びだったと嬉しそうに話していた。
予選ラウンド初日は最終組となった。午後4時27分（同19日午前0時27分）から18ホールを回るのは人生初の経験。初の大舞台を前に26歳は「緊張してしょうがない」と胸を高鳴らせた。