Infoseek 楽天

「虎に翼」寅子“諦めが悪い”褒め言葉?航一の不思議な魅力 ネット惚れ惚れ「不器用…朝から見るには」

スポニチアネックス 2024年7月18日 10時2分

 女優の伊藤沙莉(30)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「虎に翼」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は18日、第79話が放送された。話題のシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 向田邦子賞に輝いたNHKよるドラ「恋せぬふたり」などの吉田恵里香氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算110作目。日本初の女性弁護士・判事・裁判所所長となった三淵嘉子氏をモデルに、法曹の世界に飛び込む日本初の女性・猪爪寅子(ともこ)の人生を描く。吉田氏は初の朝ドラ脚本。伊藤は2017年度前期「ひよっこ」以来2回目の朝ドラ出演、初主演となる。

 第79話は、佐田寅子(伊藤沙莉)は星航一(岡田将生)の言葉を聞き、自分が佐田優三(仲野太賀)の死を受け止め切れていなかったことに気づく。どうしても人と関わることを諦められず、帰り道に出会った高瀬雄三郎(望月歩)に声を掛ける…という展開。

 航一「死を知るのと、受け入れるのは違う。事実にフタをしなければ、生きていけない人もいます」

 寅子「だから、語りたくないし、語られたくない」

 杉田次郎(田口浩正)「分からなくはないが、みんな戦争で誰かしら大事な人を亡くしてるわけですからね。いい大人ですし、そこは乗り越えていかないと」

 航一「なるほど。そう言われると分かっているから、彼(高瀬)は乗り越えたフリをするしかなかったんでしょうね」

 寅子「自分の話をされているようでした。私も娘に夫の話ができなくて。娘はまだ赤ん坊だったので、夫のことを何も覚えていなくて。話を聞きたがっているのに、でも、できなくて。お恥ずかしい話なのですが、仕事ばかりしていたせいで、娘との間に大きな溝ができてしまっていて。だから、溝を埋められるのならば、話したくはないけど、話せるようにはなりたいといいますか」

 航一「僕は、どちらかと言えば、溝を自ら作りに行く質です」「でも佐田さんは、溝を埋めようと必死にもがいていて、とんでもなく諦めが悪いですね。すみません。褒めたつもりでした」

 19年度前期「なつぞら」以来2回目の朝ドラ出演となった岡田将生が、航一のつかみどころのない、不思議な魅力を体現。SNS上には「褒め言葉には聞こえないけど、嫌味は感じられなかった。この人も愛すべき不器用な男なんだな」「全朝ドラ民が星航一に惚れた朝」「冷たいのに温かい、褒めているのに分かりづらい、トラちゃんの見送りは断わらない」「不器用だけど思慮深い星航一から目が離せません」「うちの婆さま、岡田将生くんが登場するたびに“朝から見るには男前すぎる”と困惑の声を上げている」などの声が並んだ。

この記事の関連ニュース