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中谷潤人、20日の初防衛戦は「もちろんKO」で統一戦アピール 井上拓真戦を希望

スポニチアネックス 2024年7月18日 13時58分

 ◇WBC世界バンタム級タイトルマッチ 王者 中谷潤人(M.T)<12回戦>同級1位 ビンセント・アストロラビオ(フィリピン)(2024年7月20日 両国国技館)

 「PRIME VIDEO PRESENTS LIVE BOXING 9」の公式記者会見が18日、東京ドームホテルで開かれた。WBC(世界ボクシング評議会)のマウリシオ・スレイマン会長をはじめ、トリプル世界戦と”神童”那須川天心(25=帝拳)のプロボクシング第4戦に出場する計8選手が出席した。

 3階級制覇のWBO世界バンタム級王者・中谷潤人(26=M.T)は2月に獲得したベルトの初防衛戦。今回のテーマについて問われると「これからのビッグファイトを期待してもらえるファイトをしたい」とコメントした。今後目指すビッグファイトの内容を具体的に問われると「まずは統一戦」とし、戦いたい王者は「(WBA王者の)井上拓真選手(大橋)とはやりたいという気持ちは強くある。評価している選手なので、やったら、より自分が強くなれるのかなと思う」と明かした。

 挑戦者の同級1位ビンセント・アストロラビオ(27=フィリピン)に関しては「凄く好戦的でパワフルな選手なので、集中して戦っていく必要がある」とし、強打を持つ相手に対し「そういう試合の方が凄くヒリヒリして楽しめる自分がいるので、楽しみながら自分のベストパフォーマンスをしていきたい」と力強い抱負。KOを狙うかとの問いに「もちろん。狙って、たくさんアクションしていきたい」と話した。

 ▼アストロラビオ この4カ月間トレーニングに励んできたので、20日の試合に向けて準備は万端です。中谷は素晴らしいボクサー。世界王者だし、よく分かっている。日本で行われる試合なので中谷には有利になると思うが、私の強みは中谷以上にトレーニングに励んできたこと。日本に勝つために来た。ベストを尽くしてぜひ試合で勝ちたい。

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