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WBOフライ級王座決定戦へ加納陸「勝ちにこだわる。打ち勝つ」オラスクアガ「最大の夢をかなえる」

スポニチアネックス 2024年7月18日 14時36分

 ◇WBO世界フライ級王座決定戦 同級2位 加納陸(大成)<12回戦>同級3位 アンソニー・オラスクアガ(米国、帝拳)(2024年7月20日 両国国技館)

 「PRIME VIDEO PRESENTS LIVE BOXING 9」の公式記者会見が18日、東京ドームホテルで開かれた。WBC(世界ボクシング評議会)のマウリシオ・スレイマン会長をはじめ、トリプル世界戦と”神童”那須川天心(25=帝拳)のプロボクシング第4戦に出場する計8選手が出席した。

 WBO世界フライ級王座決定戦に臨む同級2位の加納陸(26=大成)は2016年以来8年ぶりの世界挑戦。「勝ちにこだわった試合をして、世界のベルトを取り切ることが試合のテーマ」と言い切り、決戦へ向けて「全体的な底上げだったり、チャンスで仕留めにいけるスタミナ面の強化、たくさんのトレーニングをこなしてきた」と話した。

 対戦相手の同級3位アンソニー・オラスクアガ(25=米国、帝拳)は昨年4月、ライトフライ級でWBAスーパー&WBC統一王者の寺地拳四朗(BMB)に挑戦してを追い詰めた強敵。「調子が良さそうなので20日の試合がとても楽しみ。やっぱりパンチ力のある、凄く若くて勢いある選手だなと思う」と印象を述べ、「どう考えても打ち合いになると思う。そこでしっかり自分が打ち勝つ試合を見せていきたい。20日は自分の名前がリング上で読み上げられる、世界のベルトを巻いている姿をお見せしたい」と宣言した。

 オラスクアガは同じ興行に登場する親友のWBC世界バンタム級王者・中谷潤人(26=M.T)と一緒に、米ロサンゼルスでトレーニングを行ってきた。「とても素晴らしいトレーニングキャンプを行うことができた。準備を整えて臨戦態勢。王者になるためにここに来た」と意気込み、「ボクシングを始めてからもちろんチャンピオンになることが夢だった。自分自身の最大の夢をかなえるためにもチャンピオンになりたい」と思いを口にした。

 加納の印象を「写真で見たとおり。もちろん、この試合にはとてもハングリーな思いで来ると思う。それを上回るスピリットで勝っていきたい」と口にし、「相手は経験で上回っているが、自分が積んできた経験を全て出すことも大事だと思う。彼が何を出してくるか分からないが、対応していきたい」と話した。

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