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京本政樹 今は亡き名優・渡辺裕之さんとの知られざる親交「デビュー直後ぐらいから」 遺志継ぎ舞台出演

スポニチアネックス 2024年7月18日 17時45分

 俳優の京本政樹(65)が18日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。22年に死去した俳優の故・渡辺裕之さん(享年66)との関係について語った。

 8月に舞台「シーボルト父子伝~蒼い目のサムライ~受け継ぐ者達」に出演する京本。同作は「渡辺裕之さんがずっと精魂込めて、若手を引っ張りながら、作られていた作品」だとし、これを今回は新作として上演。「何とかこれを京本さんにやっていただきたいという、監督含めそうそうたる方にゴールデンウィーク中、頼み込まれまして」と経緯を明かした。

 「いや~俺は違うだろう。渡辺裕之さんがやってたのを…。立っているだけで違うんじゃないか」とオファーに困惑したという京本。それでも、渡辺さんとは実は親交が深かったそうで「渡辺裕之さんとの共演は凄く多いし、実は皆さん、ご存じじゃないかもしれないですけど、デビュー直後ぐらいから仲良かったんですよ。友達同士が仲良かったので」とした。

 渡辺さんのことは「ナベさん」と呼んでいたといい、「凄く仲良しで、僕はやってた刑事ドラマがあるんですけど、ある時、脚本を書くようになって、書いている時に“これ、渡辺さんどうかな?”って電話して出てもらったり。音楽のグループ作るときもドラムで参加してもらったり。いっぱい思い出があったよな、って。そういえば、あれも一緒だったよな、あの時助けてもらったよな、って」と懐かしんだ。

 「作品を見させてもらって、“ナベさんってこういうのを一生懸命やってたんだ!”って。若手を引き連れて、これからの人に伝承していくっていうことをやってらっしゃったんだ、って。“これ、俺が引き受けなかったらどうなるんだろう”って。“引き受けてくれよ、京本”って言われているなって」と引き受けたという。

 京本は「人って、意外な記憶忘れている。振り返らないと忘れている。それをゴールデンウィーク中、振り返っちゃったなって」ともらした。

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