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麻木久仁子 48歳で脳梗塞になった時の前兆 「Qさま」収録中答えは分かるのに「マジックが持てない」

スポニチアネックス 2024年7月18日 19時54分

 タレントの麻木久仁子(61)が18日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。自身が48歳だった2010年に脳梗塞になった時の“前兆”について語った。

 麻木は発症した当時「仕事から帰宅。玄関の鍵を開けようとした時、急に右手、右足がしびれ、動かそうとしても動かなくなる」と兆候をボードで紹介。しびれについては「正座をした後のような激しい“しびれ”だったが、ほんの30秒ほどで消えた。自分の体に何かが起こっていると理解したが、しばらく様子を見ることしかできなかった」と説明。自身について「本当に生活習慣病がなくて病院に行ったのは出産の時ぐらい。どちらかというと健康だ私はって自信を持っているタイプだったんですよね。手がしびれても、にわかに脳梗塞だとは思わなかった」と明かした。

 また、しびれを感じた翌日に、同局の「Qさま!!」の収録だったと語り、「解答しようとした瞬間に、また発作が起こって、答えは分かっているんですけどマジックが持てない。30秒くらい震えていて“麻木久仁子どうした?分かんないのか”みたいに言われて、“分かっているんだけど書けないんだ”みたいなことがあって」と振り返った。

 その時は答えを「しびれが治まった瞬間、パッと書いんですけれど、その後、退場しようとしたらまたしびれ」が出たため、「さすがにその辺から、これはただごとじゃないんじゃないのかなあ、とようやく思い始めた」とし、その翌日も家事や運転中に何度か右手足にしびれが出ては数分で消える状態となったため、病院でMRI検査を受けたという。

 結果は、中脳に小さな脳梗塞があり「若年性脳梗塞」と診断された。麻木は「結果的に私は軽くすんだからよかったんですけど、後から専門の先生方に、これはすぐに行かないといけないものと言われました。その時自分が脳梗塞とは思わなかったんです」と明かした。治療は1カ月半、検査通院ししびれを抑える薬、血液をサラサラにする薬を服用し、半年後にしびれが治まったという。それでも一度なると再発しやすくなる、とアドバイスを受け食生活の改善に始め、禁煙したとした。

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