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川村昌弘「目の前の1打を淡々と」 6年ぶり全英出場で日本勢トップ31位発進

スポニチアネックス 2024年7月19日 7時11分

 ◇米男子ゴルフツアー全英オープン 第1日(2024年7月18日 英国トルーン ロイヤルトルーンGC=7385ヤード、パー71)

 今季メジャー最終戦が開幕し、川村昌弘(31=JCR Pharmaceuticals)が3バーディー、2ダブルボギーの72で回り、日本勢トップの31位発進を決めた。

 全英の舞台とは縁があるのかもしれない。2番でバーディーを先行させると、前半は1つスコアを落としてターン。後半に入り10番では4メートル、11番では10メートルを沈めて連続バーディーを奪った。練習ラウンドとは真逆の風に多くの選手たちが苦しむ中で価値のある72。「前半の難易度が急に上がったので、前半でスコアを崩さなかったのが良かった」とアゲンストの風が吹くアウトコースで耐えたことを評価した。

 今大会は最終予選会を突破しての出場。主戦場とする欧州ツアーで予選落ちが続く苦しい中での全英切符獲得だった。「今年ヨーロッパ来てから全然良くなくて…全英予選だけ急にいいゴルフをした。全英にまつわるところだけ急に良くなるのを期待しててください(笑い)」。大会前にはユーモアたっぷりに語っていたが、言葉どおり上々の滑り出しをみせた。

 メジャー出場は18年の全英オープン以来3度目。ポットバンカーやブッシュなど各所に罠が仕掛けられている難コースだが「上手くいってくれと祈りながら。すぐスコアが崩れていくようなコースではあるので、目の前の1打を淡々とやって良ければ嬉しいし、上手くいかなくてもそれはそれです」と言い聞かせた。

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