カブス・今永昇太投手(30)の直球は「指」に秘訣があった。米国で「ピッチングニンジャ」として有名な、弁護士で投球分析家のロブ・フリードマン氏が18日(日本時間19日)までに自身のX(旧ツイッター)を更新。今永に直球の握りについて尋ねた。
フリードマン氏はオールスターに出場したブレーブスのクリス・セールやパイレーツのポール・スキーンズら名だたる投手陣に握りについて尋ね、その様子を動画で公開している。
今永といえば、スピンの利いた豊富な回転量で打者が浮くように錯覚する直球が持ち味であることから、レッドカーペット上で「真っ直ぐはどうやって握るんですか?」と質問した。
今永が実際にボールを握り「握りは普通にこうで」と直球の握りは特別、他の投手と違わないとした上で「ただ、この指を伸ばさないことを意識しています。この指が伸びないように」とリリース時に人差し指と中指が伸びないことに気を付けていると語った。
フリードマン氏はこの動画に「今永昇太はどのようにして速球にあれほどの“ライズ”(伸び上がり)を与えるのか?」「本人いわく、すべては指次第だそうです」と記し、指に秘訣があるとした。