宝塚宙組特別公演「Le Grand Escalier―ル・グラン・エスカリエ―」が20日、東京宝塚劇場で開幕する。
東京宝塚劇場で宙組公演が行われるのは昨年6月11日以来、約1年1カ月ぶり。今回は1時間30分のショーのみの公演となる。
トップスター・芹香斗亜（せりか・とあ）とトップ娘役・春乃（はるの）さくらを中心に、宙組メンバーが宝塚レビューの代表作をメドレーで歌い継ぐなど劇団110年の歴史を歌とダンスで届ける。
初日に先駆け通し舞台稽古が行われ、芹香は「あす初日に向けて、身の引き締まる思いがしております。この公演は宝塚歌劇の歴史と伝統を紡いでこられた方々への思いを込めた、宝塚ならではの華麗なレビュー作品となっております。大階段を用いた華やかなプロローグに始まり、皆様に親しまれてきた宝塚の名曲の数々がつづられていきます。誠心誠意。感謝の気持ちを込めて舞台を務めてまいります。千秋楽までどうぞよろしくお願いいたします」とコメントした。
8月25日まで。千秋楽は全国の映画館でライブ中継、「タカラヅカ・オン・デマンド」でライブ配信される。