◇セ・リーグ 中日―巨人(2024年7月19日 バンテリンD)
西武、巨人、オリックスで通算525本塁打を放った清原和博氏(56)が19日の中日―巨人戦(バンテリンデオーム)で始球式を務めた。
中日のオフィシャル・シルバースポンサーであるテックウインド社による「AKRacingナイター」と銘打たれた同戦。中日の背番号3のユニフォーム姿で、とんぼの登場曲にのって登場すると、マウンドを汚さないように、マウンドの前から白球を投じた。球速49キロのワンバウンド投球となったが、笑顔で声援に応えた。
試合前には自身のXで、同じPL学園出身の立浪監督、片岡ヘッドコーチとのスリーショットも公開していた。
始球式後は同戦を中継したニッポン放送(東海ラジオ制作)のゲスト解説を務め、「緊張しましたね。きょうは中日のエースの高橋君が先発するということで、これはマウンドを汚してはいけないと」と話した。
大歓声の中での投球については「バッターボックスは慣れているんですけどね。ジャイアンツファンからの声援がすごくうれしかった。中日球団さんも、とんぼを流してくれて、すごく感謝しています」と語った。
清原氏は22年7月2日の中日―阪神戦で始球式を務めた際には「こんな日が来るとは夢にも思っていなかった。グラウンドに下りることはもう一生ないと思っていた。感動しました」と話していた。