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「劇場版すとぷり」公開日に舞台挨拶 ななもり。「人生最高の思い出です」と万感の思い語る

スポニチアネックス 2024年7月19日 19時23分

 2.5次元歌い手アイドルグループのすとぷりが19日、初主演アニメ映画『劇場版すとぷり はじまりの物語~Strawberry School Festival!!!~』の公開記念初日舞台あいさつを行った。全国300館以上の映画館でも同時生中継されて、登壇したメンバー全6人と松浦直紀監督は、今作に込めた熱い思いを語った。

 「どうですか、楽しかったですか~?」 ころんは、鑑賞直後の全国の観客たちにカメラ越しに呼び掛けた。「アニメ声優初挑戦で30テイクを録られたときはドッキリかと思ったけど、本当に楽しかった」と、おちゃめに振り返った。

 個人的な夢を叶えたのは、るぅとだ。オープニング主題歌「雨天決行」と劇中歌「生まれたその時から」を作詞作曲。「映画の主題歌を手掛けるのは夢でした。どれだけ(お客さんが)ワクワクできるかすごく悩んで、シアターで映えるオーケストラサウンドにしました」。

 YouTubeなどの動画配信サイトでの日々の活動から、メンバーそれぞれの2次元イラストで活動するすとぷりにとって、アニメ映画化は8年前の結成当初からの夢だった。

 出演だけでなく原作・企画・製作総指揮もしたリーダーななもり。は「メンバーの夢を叶えながら、りすなーさん(ファン)に喜んでもらえて、VTuberや歌い手さんたちの新しい活動表現になるもの。誰もしたことのない挑戦ができて、人生最高の思い出です」と万感の思いを語った。

 メンバー6人が、そのままの名前とキャラクターで主人公。6人でバンドを結成する学園青春ストーリーだ。ななもり。は「応援してくださるりすなーさんに喜んでもらえて、かつ初めてすとぷりを見る方々にもメンバーの魅力を知ってもらえる…。そんな、ちょうどいい中間ってどこにあるのかって模索して作りました」。

 思い描いた光景は、すとぷりファンが初見の友人や家族を映画に誘い、帰り道ではみんなでグループの魅力を語り合う夏休みだ。松浦監督は「メンバーの皆さんが、いつも『楽しいを届ける』と仰っていた言葉を、僕も胸に秘めて作りました。すとぷりの6色に、お客さんがプラス一色を加えて、七色に仕上げてください」と願った。

 さとみは「公開初日からSNS上でめちゃくちゃ感想を受け取っています。このまま愛される映画に」というと、ジェルも「僕たちクリエイターは、作品が届いている今この瞬間が一番うれしいんです!」と同意した。最後は、莉犬が「学生さんも大人の方も、皆さんにとっての青春の夏になってくれたらうれしいです」と締めた。

 梅雨も明けた日本の夏は、全国の映画館ですとぷりが熱く躍動する。

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