◇セ・リーグ 阪神0ー1広島(2024年7月19日 甲子園)
阪神が広島に惜敗し、3連敗となった。
先発・村上は8回1失点と踏ん張りながら、打線の援護に恵まれずに7敗目(3勝)を喫した。打線は初回先頭・近本、中野の連打で無死一、二塁としながら、森下、佐藤輝、大山の主軸が続かず。7回には無死満塁の絶好機を形成しながら、坂本が遊ゴロ併殺打、木浪が中飛に斬られた。以下、岡田監督と一問一答。
――ヒットの数自体は出ているが。
「そんなヒット…、点取らなアカンのやろ。(競うのは)ヒットの数やないやんか」
――初回は一、二塁といい形のスタートだったが。
「いやいや、そら、ランナー進めへんねんもん。しゃあないやろ」
――取れるところで取らないと。
「取れるとこで、だから、その場で来た選手が打つしかないやんか。そういうことやんか。そんなんオマエ、俺に言われても、ずうっともう何百回言うてるやんか、そんなのは。誰にな、スコアリングポジションでチャンス来るかわからへんねんから。野球やねんから」
――森下の打撃を見られて。
「そらもう1軍来たら結果やからな。そういうことやんか。どうですか、言うても4打数0安打で良かったですって俺よう言わんで。そういうことやろ。1軍のゲームやで」
――7回も野口までは繋がったが。
「なあ。まあキャッチャー2人制にしたからのう、今日のう」
――ちょっと流れが。あそこでゲッツーは。
「ゲッツーってそら。普通はゲッツー打たんけどな…と思うけどな」
――村上がいい投球しているだけに。
「いやいや、お前、別にピッチャーそんなん何も悪ないやんか、ずーっとそうやんかお前。別にあんな1点も防げる1点やけどのう。意図が伝わらないからしゃあないやん。簡単すぎるよ、ほんま」
――7回の併殺の場面、坂本にはどういう内容の打撃を求めた。
「どういうバッティングってランナー還すバッティングやないか、何を言うてん、そんなの。どういうバッティングってそんなん分かれへんやん。ピッチャーどこ投げてくるか分かれへんねんから、どこに打てともそんなん言えるわけないんやから、何でよ、そらお前。そんなんお前、1点取られてなあ、一番取り返すチャンスやから、俺も行かなかったんや、代打はお前。そんなもんお前、そうやんか。なんで1点取られたんや、そんなん。一番チャンスや取り返す、挽回するチャンスやから、そんなもん」
――個人個人が考えてできていない。
「やってないから点入れへんやんか。点やってしまうんやんか。まだな、明日試合あるから、なあ。そこまで言われへんけどお前、ほんまに。また走ってくる言うて外されたらあかんからのお。いや、そういうことやろ。なあ、そんなお前、みんな誰も分かれへん話やからお前。そんなんは言う必要ないから、お前。明日も明後日ものお、広島と試合あるんやから。ようそういうのが伝わらんていうことやんか、結局は」
――ストレスがたまる。
「ええ? 何にもないわ」